ホリスティックな考えに基づくハーブ効果
私達は、知らないうちに、なんと多くの健康を維持し、また健康を取り戻すのに役立つハーブに囲まれているのでしょう。それに気づいたらきっと、もっと生活に取り入れたいと必ず感じるはずです。
ここでは、数多くあるハーブの中でも、特に私達 や、又、家族としてのペットの健康に役立ついくつかのハーブについて取り上げてみたいと思います。

外で生活する動物達は、室内に飼われているペット達とは違って、自分達の体に不調を訴えたときには、本能的に体 に必要な草や葉などを食べるのを、ご存知の方も多いと思います。でも、室内に飼われている子達には、それをした
いと思っても、体に必要なものを室内の中に探すことができません。
それで、私達の愛するペットのために、ハーブを理解し、単に処方薬の代わりとして使うのではなく、栄養補給、自 然治癒力の維持、強化として使うのがベストな考えです。
うちの子は、皮膚が弱くて、いつも病院に薬をもらいにいっているのよ、うちの子は便秘勝ちでね。そうそううちの子は寒さに弱いの、なんて聞いたことはありませんか。
薬を飲ませシャンプーで対処し、一時的にはよくなっているように見えても、なぜ不快な症状がでるのかの根本原因の治療や治癒にはなつていないので繰り返すのです。
ハーブについて
  
元来、通常の医薬品は、ハーブ由来のもので、薬の40%はハーブを由来とするものなのです。
@ダンデライオン
通常、西洋タンポポとして知られ、どこにでも生えています。
猫犬に安全に使用できるハーブの代表です。世界の各地では、葉を炒めたりサラダにして食
されています。
効能 葉は、オシッコハーブと呼ばれているくらいに、寝る前にお茶にして飲むと、おねしょを
してしまうくらいに利尿作用があります。
強壮効果のあるハーブで、特に肝臓機能を高める働きがあるので、肝機能の働きの悪い
犬、猫に用いると、肝機能の低下による尿酸値の向上に伴う老廃物を体内から、排出して
くれるので、上手にもちいたいものです。
Aエキナセア
最近、寒くなってから、よく店頭で目にしませんか。エキナセアは、根と葉と茎を用いることが
でき、ウィルス性の病気や免疫を活性させたり、体質改善に役立ちます。
と言っても、普段からの、良い栄養状態を保った上に用いなければ、効果は出ませんので、日頃
の食生活も大事ですね。
Bリコリス
消化器系に効果があります。その他、抗炎症作用、肝機能強壮作用など。
血圧の高い時の使用は、体内に水分を貯めてしまうため、利尿作用のあるダンデライオンとの
併用が必要です。
Cマシュマロウ
皮膚の損傷を緩和する作用があります。
犬、猫の結石を取り除く効果もあります。
消化器系、尿路結石に上手く使用してみて下さい。
Dマリアアザミ
犬猫は、肝臓の問題を持つ子が多いですね。食生活を見直すことも大切です。
マリアアザミは、肝臓を強化する働きがあります。
★毒キノコを食べた時に、マリアアザミを食べると、毒が消えたと言われているくらいです。
有害物質排除
また、新しい肝臓の組織を作る働きもあるので、癌の治療を行っている時に、ダメージを受ける
組織を再び作り出す働きがあります。
腎臓に関しては、ドライフードの影響により損傷を受けている子が多いのも事実です。
マリアアザミを使用することにより腎臓を強化します。
Eスカルキャップ
地上に出ている全ての部分を使用することが出来ます。
神経を落ち着かせ、筋肉の痙攣を抑えます。
てんかんを持つ犬に使用すると30%は軽減するとのデータも出ています。
老化にに伴う、痴呆犬、痴呆猫にも効果あり
ハーブの使用目的
では、ハーブだけを与えていれば、健康な体が作られるのでしょうか。
私達人間も、健康な体を維持するためには、バランスの取れた栄養価のあるものを取り入れる
必要があるのと同じように、愛するペット達の健康のためには、まず、熱量となる質の良い材料
を与えなければ、いくらハーブが良いからといっても効果はありません。
考え方として、@ 栄養補給
A 強化目的 (内臓)
是非、お庭や、ベランダのプランターで、栽培してみてくださいね
|